読者よ欺かるることなかれ(カーター・ディクスン)
2002年12月27日女性作家が催した、読唇術師を招いての夕食会。招待客が心の中で考えていることを見事に当てた読唇術師は、女性作家の夫の死を予言し、その日時までが現実となる。死因は解剖しても不明であった。そして、読唇術師はテレフォース(念力)で人を殺すことが出来ると豪語し、第二の殺人が発生し……。
この物語が書かれたのは1939年であるが、古さを全く感じさせない。テレフォースによって行われた殺人というのは、今の時代でもなお魅力的な謎である。(というか、テレビドラマの『トリック』でも、予言通りに人が死んでしまうという話があったような)
この物語が書かれたのは1939年であるが、古さを全く感じさせない。テレフォースによって行われた殺人というのは、今の時代でもなお魅力的な謎である。(というか、テレビドラマの『トリック』でも、予言通りに人が死んでしまうという話があったような)
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