トリック the novel(蒔田光冶)
2002年11月10日テレビドラマノベライズ。初めてドラマを見たときに、面白いと思った。それと映像化を前提に作った作品だろうな、とも。なので、小説で読むと多少強引なところがあったりする。
基本的には、霊能力者が起こす不可思議な現象のトリックを、売れない手品師と大学助教授のコンビが暴いていくというもの。ユーモアの要素が入っているというか、謎解きよりもそちらの方が面白い。ちなみに、ギャグとキャラクタ担当は監督の堤さんで、ストーリが蒔田さんである。
もう1つの特徴に後味の悪さ、というのがある。探偵が事件を解決して、大団円という終わりはない。解決したせいで、不幸になる人が増える、現実世界を描いているとも取れる。(とりあえず、ドラマを一作でも見たら、続きが見たくなる作品)
「先生、僕、治らないの? 死んじゃうの?」
「……そうだよ。先生はインチキだからね。アハハハハ」
基本的には、霊能力者が起こす不可思議な現象のトリックを、売れない手品師と大学助教授のコンビが暴いていくというもの。ユーモアの要素が入っているというか、謎解きよりもそちらの方が面白い。ちなみに、ギャグとキャラクタ担当は監督の堤さんで、ストーリが蒔田さんである。
もう1つの特徴に後味の悪さ、というのがある。探偵が事件を解決して、大団円という終わりはない。解決したせいで、不幸になる人が増える、現実世界を描いているとも取れる。(とりあえず、ドラマを一作でも見たら、続きが見たくなる作品)
「先生、僕、治らないの? 死んじゃうの?」
「……そうだよ。先生はインチキだからね。アハハハハ」
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