覗き小平次(京極夏彦)
2002年11月1日怪談話。生きているころから、死んでいるような人間は死んでからも生きるのだろうか。死人の役が上手いというのは、生きているのに死んでいると見られることであるし。
物語が怖さを含むのはもちろんだが、京極さんの場合はレイアウト自体がかなり怖い。見開きで見てもらえれば解るが、文章が次のページへ続くことはない。必ず、その1ページ、1ページで文章が完結している。途中で読むのを止める時には便利である。物語だけでなく、レイアウト自体が作品なのだろう。(レイアウトだけで小説は買わないけど、物語が面白いからなあ)
物語が怖さを含むのはもちろんだが、京極さんの場合はレイアウト自体がかなり怖い。見開きで見てもらえれば解るが、文章が次のページへ続くことはない。必ず、その1ページ、1ページで文章が完結している。途中で読むのを止める時には便利である。物語だけでなく、レイアウト自体が作品なのだろう。(レイアウトだけで小説は買わないけど、物語が面白いからなあ)
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